植毛ってたくさん種類があり過ぎてよくわからない…
日本ではいろんな植毛が行える反面、興味を持ち始めた方は、一体どれを選択したら良いのかわからないと感じるケースが多いようです。ひょっとしたら、あなたもそうでしょうか?
術式の違いが曖昧で、何を基準に考えたら良いのかわからないままネットサーフィンをされている場合もあるかもしれませんね。
このページでは、植毛歴約20年になる管理人カールが日本で行われている植毛術について簡潔にまとめてみました。
植毛のバリエーションや種類についてできるだけわかりやすく解説していますので、どうぞ参考にしてください^^
まずは植毛術法の一覧をチェック
現在、世界ではいろんな植毛術が行われています。
- 人工毛植毛
- 自毛植毛
パンチグラフト
ニードル式(チョイ式・単一植毛法)
FUT(FUSS・ドナーストリップ法)
FUE(オムニグラフト・ロボット・マニュアルタイプ)
それぞれの方法についてカール個人の経験と織り交ぜながら解説していきます^^
人工毛植毛
植毛は大別すると、人工的な材料で作られた人工毛の植毛と自分の髪を再利用した自毛植毛の2種類に分かれます。
カールが植毛に注目した約20年前、日本では人工毛がまだ幅を効かせていたので、僕が真っ先に体験したいと思ったのも人工毛による植毛でした。
人工毛の材料は身体に馴染みやすいとされるナイロンやポリエステルが使われ、表面は本物の髪に似せるためのキューティクル加工が施されています。
出典:ニドー
人工毛の数々
少し前に板東英二さんが人工毛植毛をしていたことで話題になりましたが、日本ではとかく「植毛」と言ったら人工毛植毛のことを連想する人が今だに多いかもしれませんね。
人工毛植毛のメリットは、
好きなだけ髪を増やせる
植毛直後からボリュームを体感できる
この2点です。
自分の資力がある限り、満足するまでいくらでも植えられますし、コンプレックスである薄毛を瞬く間に解決できるところが大きな魅力です。
当時のカールも、すぐに悩みを解決したいという思いから人工毛植毛をして、その願いは叶えられました。
ただ、人工毛植毛にはメリットを凌駕する致命的なデメリットがあることも身に染みるほど実感しました。。
例えば、自然な髪なら毎日ちょっとづつ成長するため、頭皮は皮脂や垢といった汚れを自動的に押し出してくれますが、人工毛は一回刺し込んだら成長することがないので、小さなゴミが段々と根本に貯まり、不潔な環境へと変わっていきます。
しかも、人工毛を刺した部分と頭皮の隙間から細菌が侵入して、炎症や化膿といった段階に至ることもありました。
頭皮が常にジンジンして…シャンプーの度に触れるだけで痛みが走りました。
植えれば髪は増えますが、慢性的な頭皮感染、炎症、化膿が続くと、今度は頭皮が萎縮し始めてガジガジに硬く血流も悪くなりますから、周りの既存毛も急激に脱毛が進行していく始末でした。。
施術直後からこうした体験を余儀なくされたので、当時のカールは1年もせずに人工毛植毛に見切りをつけました(´∀`;)
植毛は危険でリスクがあり過ぎるよ… 大抵の人はなんとなくそう感じ、育毛剤で薄毛が改善するかどうか頑張ってみよう …
アメリカなどの外国では人工毛植毛が法律で禁止されていることから、どれだけこの植毛が危険なのかがお分かりいただけるかと思います。
一番残念だったのは、こうしたデメリットをクリニック側が事前に教えてくれなかったことです。
この体質はHPを見る限り今でも変わっていないように思われます。。
以上の理由から、当サイトでは人工毛植毛はお勧めしていません。
人工毛植毛の扱いにはくれぐれもご注意くださいね(´∀`;)
自毛植毛
自毛植毛は、自分の髪の毛根を採取して気になる部分に植え替える術法で、当サイトも心からお勧めできる安全な治療です。
自毛植毛の歴史を少しシェアしますと、1990年以前までは「パンチ式植毛法」が盛んで、これは直径3〜4ミリの円筒型をした特別なメスを使い一度に10本前後の毛根をくり抜き、そのまま無毛の箇所に移植するやり方でした。
「パンチ式」とは用紙に穴を開けるあのパンチ穴を思い浮かべていただくとわかりやすいですが、田植えの稲と同じように間隔をおいて植え込み、それを数回に分けて隙間を埋めるようにしていくことで平均97%の生着率が望めました。
ただ、この方法だと効率や安全性、確実性に優れてはいても、約10本の毛をまとめて植える関係上、生え際のナチュラルさを極める点ではお世辞にも無理があるレベルでした。
出典:Hasoon & Wong
※パンチ式植毛の一例(現在はどこも行っていないので安心してください^^)
こういった背景があったので、日本では1本毛を手早く植えられる人工毛植毛が主流になってしまったんだと思います。
ですが、植毛に携わるパイオニア達の切磋琢磨により、1992年以降、自毛植毛技術が一気に向上して脚光を浴びるようになりました^^
単一植毛・ニードル法・チョイ式による植毛
お隣の韓国で「単一植毛・ニードル法・チョイ式」と称される術法が1992年に開発されました。
いろいろ呼び名があるので混同しがちですが、どれも同じ植毛法のことです。
この方法は韓国人のChoi(チョイ)医師が考案した単一植毛針という器具で移植毛株の植え付けをする術式になります。
まず後頭部の頭皮を一部分採取して細かく1〜3本毛ごとに株分けをした後、専用針(ニードル)にセットして新しい毛穴を開けつつ、そのまま植え込みも同時に行います。
シャーペンと同じような原理で移植株を押し出しながら1つ1つ移植するのでとても手間がかかります。
チョイ式で使用する植毛針
このチョイ式単一植毛法だと、仕上がりはナチュラルですが、一度の施術で大量に植えることが難しく、
まばらに見える
金額が高くなる
というデメリットがあります。
以上のデメリットを理解した上で施術を受けるのであれば、基本的に後悔することはないでしょう。
【チョイ式ニードル法のクリニック】
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1,188,000円 |
1,500,000円 |
750,000円 |
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5000円 |
最安値クリニック |
※ 状況は変化するため最終確認はご自身でお願いいたします。
FUT植毛(別名:ドナーストリップ法・FUSS法)
1990年の半ば頃からアメリカテキサス州のリマー医師が提唱し始め、今では世界中でスタンダードとなっている術法がFUT植毛です。
FUTはフォリキュラー・ユニット(毛包単位)によるトランスプランテーション(移植)の略称ですが、その名の通り、髪の元の単位である毛包ごと植毛をする方法で、これが自毛植毛の最高峰に当たる技術となります。
頭髪は1本ずつ生えているのではなく、毛穴によって1本毛〜3本(まれに4本)までの差を持ちながら生えていますので、この特徴のままに植えつける方法がFUTというわけです。
出典:ヨコ美クリニック
1つの毛穴から1〜3本生えている
「毛包」という専門用語になりますが、髪の器官は毛包に包まれて構成されているので、この単位ごと移し替える要領で行います。
髪は「毛包」単位で生えている
具体的には、薄毛になる可能性が低い後頭部から必要面積分の頭皮を毛根ごと採取して、顕微鏡を使いながら毛包単位に株分けをします。
出典:ヨコ美クリニック
顕微鏡で見ながら株分けをする
毛包ごとに株分け
株分けが済んだら、後は無毛部分にスリット(新しい毛穴)を作成して、そこに株分けし終わった移植毛を丁寧に植え付けていきます。
針でスリットを作成しながら毛包株を植え付けている様子
こうすることで、
考えうる理想的な仕方で移植できる
一度行えば移植毛は生涯生え続ける
人工毛のような拒否反応が一切ない
メンテナンス必要なし
生涯費用で考えれば発毛治療の中で一番リーズナブル
といったメリットがあります。
とても喜ばしいことに、パンチグラフトの時に紹介済みのあの男性は、後日FUT植毛を受けて生まれ変わることができました^^
治療方法:Hasson&WongクリニックによるFUT植毛。
施術の説明:メスで頭皮を帯状に切除して毛包ドナー採取を行い生え際付近に合計3170株を移植。
施術の副作用(リスク):一時的な痛み、赤み、熱感、抜け毛、くせ毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、膨隆、腫脹、瘢痕等が生じる可能性。
施術の価格:13510ドル(税抜)、1ドル100円換算で約135万円。
※ 治療効果は人それぞれで異なります。あなた自身の植毛結果が他の症例と同じになることはありませんのでご注意ください。
FUT法で見事にナチュラルな生え際を回復^^
※ オデコの明るさは光の具合で違っていますが、正真正銘の同一人物です。
ご覧のとおり、FUT植毛の仕上がりはかなり高いクオリティですが、デメリットとしては、
施術後のカサブタが取れるまでに約2週間かかる
髪が成長するまで約1年かかる
毛根採取部には無毛痕が残る
といったハードルがあります。(※ この3つのデメリットはFUT法に限らずチョイ式も含めすべての自毛植毛に当てはまります。)
当時のカールは人工毛植毛後、心身ともにかなりのダメージがありましたが、いろいろ検討した結果、信頼できると判断して翌年にはFUT植毛を行いました。
その結果、植えたところのカサブタがなくなるまでには約2週間くらいかかりましたが、前髪を垂らしておけば隠すことができたので普通に過ごせました。
生えそろうのに約1年かかるハードルはちょっと歯がゆくはありましたが、逆に言えば、普通の髪と同じように少しずつ伸びてくるので、誰にもバレずに毛量を戻しやすく結果的に良かったと思っています。
後頭部には頭皮を切り取った後に縫合した1本の線傷が残りましたが、これも周りの髪に隠れて全くわからないですし、痛みもないので自分にとっては問題となりませんでした。
FUT法では「かき分ければ識別できる程度」の線傷が残る
おかげさまで、植毛をした箇所は約20年が経過しても変わらず自然と生え続けているため…あの時の決定は本当に間違っていなかったと心底感じています^^
※ 管理人カールは約20年前に生え際M字ハゲを克服する植毛をFUT法で行いました。
約20年前の姿
治療内容 | FUT法で生え際付近に2250株の自毛植毛を実施。 |
費用 | 3回合計150万円(税抜) |
主な副作用・リスク等 | 一時的な痛み、赤み、熱感、抜け毛、くせ毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、膨隆、腫脹、瘢痕等が生じる可能性。 |
注意点 | 植毛の治療効果は人それぞれで異なります。あなた自身の植毛結果が他の症例と同じになることはありませんのでご注意ください。 |
↓自毛植毛した現在↓
施術から18年経過
ヨコ美クリニックという経験のある先生のもとでFUT植毛を受けて救われました。
なので、あなたにも自分にふさわしい植毛法を見つけてもらい、今の悩みを解決してほしいと思っています^^
こちらのページではヨコ美クリニックの気になる植毛施術の特徴・症例・費用等をどこよりもわかりやすく掲載いたします …
現在、日本でFUT植毛を受けられるクリニックは以下のとおりです。
【FUTクリニック一覧表】
※ 費用は1000株の手術代。状況は変動するため、最終確認はご自身でお願いいたします。
FUE植毛
FUTが開発されてから数年後にはFUEが誕生しました。
FUEの「E」はExtractiinの略で文字通りには「抽出する」という意味ですが、これは毛包単位の移植株を後頭部から直接くり抜いてくる方法になります。
というのは、FUTで残る線傷に抵抗を感じる人が一定数いたため、専用パンチで1株1株を採取する術式が考案されました。
出典: 東京メモリアルクリニックFUTとFUEでは移植毛採取の方法が違う
ただ、誤解してはいけないのが、FUEをすれば線傷は残りませんが、全く傷がなくなるわけでもありません。FUEでは点傷が残ります。(※ 某クリニックが宣伝している「傷が残りません!」は誇大広告に該当するため注意が必要です。)
FUEによる毛根採取後の痕跡
1000株以下といった少量の植毛であれば点傷は目立ちにくいので、術後に刈り上げても自然なケースもあります。ただ、3000株以上になってくると全体的にまばら状態になって、結果的にスカスカに見えてしまう可能性があります。(※ 全体の3割以上をくり抜くと目立ちやすくなります。)
なので、自分の植毛する本数や頭皮の硬さ、費用形態などとよく相談した上で決めていくのが最善です。
生着率や出来栄えのナチュラルさはFUTの術式とほぼ変わりませんので、後は各クリニックの担当医の技術力にかかっていると言えます。
【FUEクリニック一覧表】
※ 費用欄は1000株移植したときの植毛料金です
FUE法の中での違いについて
FUEという術式は同じでも、実はクリニックによって使用している機械や道具が違ったりする場合があります。
大きく分けますと、
オムニグラフト
アルタスロボット
SAFEシステム
が有名ですので、それぞれ簡単に見てみましょう。
オムニグラフトを使用するFUE
オムニグラフトはフランスのMedicamat 社が販売しているカルビトロンというマシーンの後継機種にあたる植毛機のことです。
オムニグラフト
施術のすべての過程において機械を使用して、移植片グラフトを取り出すことなく、二つのハンドピースの間をチューブでつないで、そのまま移植していく方法です。
画像からもわかるとおり、電動パンチで採取した移植株をチューブで介しながらインプランナーで直接植え込む方法です。
カルビトロン(Calvitron)▶オムニグラフト(Omnigraft)と進化して、近年では更にグレードアップ、SAFER®或いはNEOGRAFT® という名称に変更になっていますが、日本ではオムニグラフトという名称のほうがまだ優勢なので、ここでは敢えてオムニグラフトという名称を全面に出して説明させていただきました。
日本国内でこの類の機械を使用してきたのはFUE専門クリニックのアイランドタワークリニック・親和クリニック・アスク井上クリニックなどがあります。
それぞれ、HP上ではダイレクト法・MIRAI法・i-SAFE法と名付けてオリジナル感を出していますが、機械ベースは同じもので変わりがなく、各クリニックで外見やパーツを変えたりして使用されています。
もしあなたがオムニグラフトによるFUEが良いと判断したのであれば、後は腕の良い先生や看護師の体制、クリニック全体の雰囲気などを見ながら信頼できる病院を選ぶのが良いでしょう。
ただ、オムニグラフトを使用するFUEクリニックの施術費用は総じて高い設定になっています。
植毛費用について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
自毛植毛は「高額な費用がかかりそう…」というイメージが持たれやすい薄毛治療です。 自分の場合もそうでしたが、最 …
ちなみに、毛根採取の作業でオムニグラフトを使用するのは同じ過程だとしても、新しい毛穴作りや植え付けの作業に関しては各クリニックによってバラつきが出始めています。
スリットで切れ目を入れるのか、丸型のホールで穴を作るのかなどの違いがあります。
仮に、ホールで毛穴を作る方法であれば、スリットで毛穴を作るよりも面積が大きくなるため、ショックロスが起きる可能性が高くなったり、高密度で植えられないと考える植毛医も複数存在します。
出典:湘南AGAクリニック
ホールとスリットの比較
※ ホール採用派のクリニックHPやカウンセリングではこうした要素は語られないか否定される恐れがあるため、利用者が自分で精査して理解しておくのは賢明です。
アルタスロボットを使用するFUE
出典:湘南AGAクリニック
機械よりも更に規模が大きいロボットを利用しているFUE法もあります。
アルタス(ARTAS)は2011年頃にアメリカで製品化された植毛ロボットですが、主に後頭部の移植株を採取する際に使われます。(※ 現在は植え込み作業の対応はできていませんが、将来的にはすべて自動化で行えるようになる計画です。)
人の手で行うFUE法では臨機応援に対応できたり、経験が増すごとに精確性が増し、毛根を誤って切断してしまう確率も減らせるメリットなどがありますが、一方、ロボットに頼るなら疲れ知らずで人件費を浮かすことができるというメリットもあることから一部のクリニックでは重宝されています。
特に、新人のお医者さんでもロボットを操作さえできれば植毛が行えるその特性から、植毛の経験が少ない美容整形全般を扱っている病院や全国展開するチェーン店でよく活用されています。
ただ、ロボット=最先端 というイメージを抱きやすい反面、現段階ではあらゆる面で一流植毛医によるマニュアル技術の方が成績が優秀ですので、よく吟味した上で採用すべきかを決めるのが賢明です。
アルタスは特に、
毛根採取パンチの口径が大きいので残る傷も目立ちやすい
硬い頭皮には適応しにくい
毛根切断率がマニュアルに比べて悪い
より限られた範囲でしか毛根採取ができない
頭皮状態によっては長時間かかり、患者さんは体力的に辛い
等の感想が報告されてきました。
とはいっても、ロボットは絶えず進化していますし、植え付けなどの技術は各クリニックによってレベルが違いますので、好感を持てるのであればロボット式FUEを経験してみるのも一つの選択肢です。
アルタスによる植毛ドキュメント動画
アルタスロボットを行えるクリニックは以下の通りです。
【ARTASロボット採用クリニック】
クリニック名 | アルタス Ver. |
料金 (1000株) |
モニター料金 (1000株) |
---|---|---|---|
TOMクリニック![]() |
アルタス | 80万3000円 | 無 |
CROWNクリニック![]() |
アルタス ix |
132万円 | 39万6千円~92万4千円 |
湘南美容クリニック![]() |
アルタス | 62万3000円 | 時期により大幅に変わる |
※ 料金は【基本料金+株数】の合計費用(税込)。
※ 情報は変動するため、最終確認はご自身でお願い致します。
SAFEシステム法
出典:hair sciences centerジェームズハリス医師とSAFEシステム
SAFEシステムはアメリカの植毛医ジェームズ・ハリスが開発したマニュアル式・電動式どちらも対応している採取パンチで、これまで職人肌の専門ドクター達に親しまれてきました。
植毛業界で学術的に一番権威のある国際毛髪外科学会(ISHRS: International Society of Hair Restoration Surgery)で活躍が目立つドクター達が愛用してきたことからも極めて信頼性があります。
仕組みとしては、頭皮の表面をシャープな鋭いパンチで切れ目を入れた後に、中の部分をDull(ダル=鈍め)のパンチでくり抜く方法です。
こうすることで、
毛根切断率を下げられる(5%前後)
毛根組織全体が十分に確保された株が採取可能
といったメリットを享受できます。
ただ、国内ではSAFEシステムによるFUEが選択できるクリニックは限られています。
院名 | ヨコ美 | 紀尾井町 |
基本料金 | 無料 | 20万円 |
1株単価 | 800円 | 800円 |
1000株 合計費用 |
88万円 | 110万円 |
※2017年夏頃よりヨコ美クリニックは最新のWAWシステムを導入していますが、その内容については『ヨコ美クリニックのまとめ』記事を参考にしてください。
FUE法のバリエーションまとめ
FUEは移植毛を1株1株直接くり抜く術式で、そうするためにオムニグラフトやアルタスロボット、SAFEシステムなどの手作業による方法まであることを見てきました。
この中でどの方法が一番良いのか?と考えるのは当然のことだと思いますが、実際にはそれらの特徴を検討する他にもそれを扱う植毛医側が一様に熟達していなければ公平な比較は成り立たないわけで、簡単には判断できないのが現実です。
仮に、それぞれの方法が一番良い状態で行われたとするなら(担当医の経験やセンスは違うので実際にはあり得ないですが)、ロボットやオムニグラフトよりも手作業による移植毛採取・スリットを採用した施術が一番クオリティが高くなると当サイトでは結論づけています。
いろいろ考え方はありますが、単純に人間の手によるFUE法が他のFUE法と比較した時に劣るものが一つもないと言えばわかりやすいかもしれません。
ただ、もっと言うならFUEよりもFUTの方が大量植毛に向いていますし、ケースによっては残る傷も良くなることを期待できることから、当サイトではFUT法の検討をご提案します。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
追記:カールさんはどこの病院を利用されたんですか?という問い合わせが多くなってきたので、カール本人の症例もご紹介しておきますね。
↑M字ハゲ時代↑
治療内容 | FUT法で生え際付近に2250株の自毛植毛を実施。 |
費用 | 3回合計150万円(税抜) |
主な副作用・リスク等 | 一時的な痛み、赤み、熱感、抜け毛、くせ毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、膨隆、腫脹、瘢痕等が生じる可能性。 |
注意点 | 植毛の結果は人それぞれで異なります。あなた自身の施術が他の症例と同じになることはありませんのでご注意ください。 |
↓自毛植毛した現在↓
施術から18年経過
現在もフサフサのまま^^
僕はヨコ美クリニックで植毛施術を受け、前髪を理想の状態にしてから、AGAの部位は育毛剤や発毛薬で守ってきました◎
なので、あなたも自分にふさわしい方法を見つけて取り組むなら、今の悩みを確実に解決していけるはずですよ。
カールはあなたの治療計画を本気で応援しています^^
こちらのページではヨコ美クリニックの気になる植毛施術の特徴・症例・費用等をどこよりもわかりやすく掲載いたします …
【植毛クリニック一覧表】
※ 費用欄は1000株移植したときの植毛料金です。
※ 最終確認はご自身でお願い致します。
※ 無料カウンセリングは一覧表の「公式HP」から簡単に申し込みができます。
※ サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。