治療方法:アイランドタワークリニックによる植毛。
施術の説明:後頭部から毛包ドナーを採取して生え際に2500株を移植。
施術の副作用(リスク):一時的な痛み、赤み、熱感、抜け毛、くせ毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、膨隆、腫脹、瘢痕等が生じる可能性。
施術の価格:通常プラン164万円(税抜)
※ 治療効果は人それぞれで異なります。あなた自身の植毛結果が他の症例と同じになることはありませんのでご注意ください。
植毛は成功することを前提に考えるなら本当に魅力的な治療法です。
薄毛を卒業でき、その後も育毛剤や薬などに頼らず生涯にわたって髪が生え続ける夢のような治療法だからです。
上の画像の高橋さんのように「自分も生まれ変わりたい!」と心から感じるのも自然なことですよね。
…が、その一方で、全ての人がこのような仕上がりになるとは限らず、担当医の技術力や植毛を受ける本人の取り組み・体質等で出来栄えがガラリと変わってしまうのが現状です。
もし、こうした要素が悪い意味で絡み合うと、以下のような結果が待っているかもしれません。
出典:アイランドタワークリニック出典:ヨコ美クリニック
不自然な生え際
確かに、どれもツルツルな状態からは改善されたとは言えるかもしれませんが、見た目、つまり「自然さ」が著しく欠けてしまっていますよね(´∀`;)
こうなると、せっかく勇気を出して植毛を受けたとしても、すべての努力が無駄になったかのような失望感に打ちのめされてしまうかもしれません。。
しかも、失敗の類はこれだけではないんですね。
他にも、
出典:ヨコ美クリニック
出典:ヨコ美クリニック
FUE植毛で後頭部から移植毛をたくさん採取した結果、後頭部が透けて見えるようになってしまったり、
出典:ヨコ美クリニック
FUT(ドナーストリップ)で施術をしたケースでは線傷の周りにショックロスが起きて一時的に脱毛部が目立ってしまった人も見受けられます。
また、植毛した箇所の発毛密度がだいぶ少量で、満足度が極端に低くなってしまったケースまでも。
出典:ヨコ美クリニック
しまいには、施術後に痛みを感じ始めたり、おでこやまぶたが腫れ、顔がフランケンシュタインのように凸凹になってしまった方までいらっしゃいます。
こうしたトラブルを見るにつけ、植毛を熱心に検討していた方々の中にも敬遠し始める人が出てきてしまうのは無理のないことかもしれませんね。
- 不自然な生え際
- 後頭部に残る不可解な傷
- 発毛密度の少なさ
- 腫れや痛みなどのダメージ
こうした主なトラブルに加え、植毛後に起きる既存毛の大量脱毛、「テンティング」と呼ばれる移植した髪の根元にできる異様なボツボツした跡など、植毛にはいろいろな失敗要素が付きまとっているわけです。
テンティングの例:毛の根本にボツボツした跡が
そうしますと、植毛は率直に言ってしまえば、「使えない」「非現実的」で「リスクが超高い」…他と比べてもかなり「ヤバい」治療法なのでしょうか?
実のところ、たった二つのポイントに注意するだけで、基本的にこうした問題を回避することができるんです^^
しかも、失敗を避けられるだけではなく、満足度が非常に高い植毛を達成することが可能になります。
このページでは、植毛歴20年になるカールが植毛で失敗をまねく原因と回避するための秘訣についてお届けしていきますが、まずは植毛の失敗率が確実に上がる2大要因から見ていきましょう^^
植毛の失敗要因Ⅰ:間違った植毛クリニックの選択
植毛クリニックはどれも大体同じでしょ?
家や会社から近いクリニックがいいな。
HP(ホームページ)を見ると信頼できそうな雰囲気だからここにしようかな。
あなたはこんな風に考えて自分が利用する植毛クリニックを決めようとしたことがありますか?
もし本当にあるなら、かなり危険なので即イエローカードです!!!
これを読んでいるあなたは決してそのように考えてはいけません。
そうしなければ、あなたの植毛失敗率はますます高くなってしまうからです(´∀`;)
どういうことかと言うと、冒頭でも触れましたように、自毛植毛は外科医療の一つで、担当するドクターの技術力で仕上がりが180度変わってしまう非常に繊細な作業になりますから、クリニック選びは細心の注意が必要になるんですね。
AGA治療薬や育毛剤による内科的治療であれば、どのお店やクリニックで仕入れても同じ製品であるかぎり結果も同じということにはなりますが、植毛に至ってはそう単純ではないんです。
家や会社から近くて便利そうに思えても、或いはホームページで醸し出している雰囲気がいくら最先端に見える施設であっても、もし実績がほとんどないようなクリニックでやる場合にはリスクが増大します。
失敗する可能性が非常に高くなる、つまり、術中・術後は痛みや腫れが出やすく、生え際の出来栄えも悪く、密度の達成率までも極端に低くなる可能性を秘めているんですね。
実のところ、前半で挙げてきた失敗例の原因はここにありました。
なので、「実績」という否定できない結果を残しているクリニックだけを選択することがポイントになってきます。
ですが、「このクリニックはかなりの利用者がいるみたいだからここにしよう!」と決めるだけで良いわけでもありません。
実は更に突き詰めていく必要があり、クリニック単位というよりも担当医単位で精査することのほうがもっと大切なんです。
植毛施術はクリニックというブランド自体が行なうのではなく、生身の担当ドクターが一手を引き受けることになるからです。
リアルな話になりますが、どんなに有名なクリニックでもその中には腕の良いドクターとそうではないドクターが在籍しているものです。(※ 相対的な話。)
最近、そのクリニックに転院して勤め始めたような、植毛業界では新米とみなされるドクターもいらっしゃるかもしれないからですね。
もし、「あっ、このクリニックは超有名だし、実績があるからここに申し込めば問題ないだろう」とすっかり安心してしまい、その後の流れはすべてクリニックの手配に任せてしまうと、新米先生や腕の悪いドクターに割り当たってしまう可能性があって…いわば「高いお金を払って自ら実験台になる」…という大変悲しい結末が待っているかもしれないんですね。。
なので、植毛で失敗率をできるだけ下げたい場合にはクリニック選びが大切であることに間違いありませんが、それ以上に重要になるのがクリニック内で働いているドクター選びです。
えっ、担当医って自分で選べるの?
とりあえず、どの先生が良いのかもわからないんだけど…
そんな心の声を発してしまった人もいるかもしれませんね(*^^*)
もちろん、植毛を検討し始めた方であるならそれは当然なので焦る必要はありません。
これから少しずつ時間をかけて情報収集をすれば大丈夫です◎
例えば、各クリニックのHPを見ますと、大抵は在籍するドクターが紹介されていて、実績がある場合それはアピールポイントになりますから、クリニック側もホームページで具体的な症例数や経歴などを載せています。
ヨコ美 | アスク井上 | 東京メモリアル | アイランドタワー | HSクリニック |
今川ドクター | 井上ドクター | 長井ドクター | 坂本ドクター | 柳生ドクター |
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こうした情報を基に魅力的と思えるドクターを選出して、各クリニックのドクターと「腕比べ」をしてみることができます。
目星をつけたドクターが2,3人できたら、実際にクリニックHPからカウンセリングを申し込み、「○○ドクターのカウンセリングを希望します」という旨を伝えれば、通常、クリニック側は該当するドクターとあなたの都合の良い日をマッチングして手配を取り決めてくれます。
このようにして、気になっているドクターの所へ実際にカウンセリングへ行って相談することで、誰が一番自分の希望や願いを叶えてくれるのかがかなり鮮明になってくるんです。
カウンセリングへ行くと本当に実感することですが、植毛の原理は同じでも、植毛に対する考え方・取り組み方・デザインセンス・植毛の見積もり数まで…担当医によってかなりの違いが出ることに気づいてびっくりさせられます。。
僕自身もこれまで約10箇所に及ぶカウンセリング経験があるんですが、どのクリニックも対応が違い、どこを信じたら良いのかわからないような錯覚を覚えたことさえあります。
自分の理想プランを明確にしておき、どのクリニックの担当医がそれを実現してくれるだろうか?とシビアな目線で取り組むなら、失敗率を下げられる、つまり自分にとっての成功率が最大限に高められた植毛を実現できるようになります。
そして、これは更に更にもっと突っ込んだ話になってくるんですが、担当医と同じくらい大切なのが、担当ドクターをサポートする看護師チームの実力です。
これは一般の植毛クリニックホームページやサイト、ブログではほとんど語られない情報のため、かなり秘匿性の高い考え方ですが、実はとても大切なポイントだったりします。
看護師チームは植毛施術に限って言えば、ある意味でドクターと同じような作業を行う場面があることをご存知でしたでしょうか。
どの作業をドクターだけが行い、どの作業は看護師も実際に手を出すのかは各クリニックの良心的な取り組みにかかってくるんですが、法律でいうところの医師法で捉えるなら、FUTにおける後頭部の切開であったり、FUEにおける移植毛の採取作業はドクターが必ず担当しなければいけない行程です。
ただ、その他の、例えば、移植株の株分けやトリミング(株の体裁を整える処理作業)であったり、植え付けの作業などは看護師チームが負担を負っている部分がかなり大きいのが現状なんですね。
出典:アスク井上クリニック看護師が「植えつけ」を行なっている例
最終チェックを医師がするとは言え、「植えつけ」という植毛施術の要の部分を看護師さんも担当するというのはかなりの重責じゃないでしょうか?
しかも、これはどのクリニックでも常識範囲内として行なわれている傾向で、現在の自毛植毛の型ができた1990年以降、約20年間全く変わらず、ずっと行われてきた植毛“文化”になります。
なので、担当医と同じほど細心の注意を払って看護師のレベルまでも可能なかぎり精査をすることは大切なわけですね。
看護師の技術力を調べる方法ですが、一番スマートなのはカウンセリングの際に「自分を担当してくれる看護師さんたちは皆さんベテランなんですか?」と聞いてみることができます。
もしクリニック側に誇れる実績があるなら、ここぞとばかりに看護師チームの経歴を話してくれるでしょう。
逆に、人材の流入が激しくてあまり自慢できないような状態であるなら、お茶を濁すような発言であっさりとした反応で終わり、そこから熱量を感じることはありません。
状況を見て、該当するクリニックに対し「一番腕のあるナースチームを揃えられる日に施術を行いたい」旨を伝えることは知恵の道です。
ちなみに、日本国内で(個人として)一番の植毛施術歴を持つドクターが在籍するクリニックHP内では、以下のやり取りがされていたことがあります。
A:最長12年、最短で3年です。
A:半年はかかります。
A:カウンセリングの時にお話できます。
この方が行った看護師問題を含む率直なクリニック精査はとても実際的で、植毛の失敗率を下げるのに大変役立ったことでしょう◎
あなたも植毛クリニックを選択する場合には以上で取り上げてきた方法を当てはめるようにお勧めします
つまり、実績がある担当医とベテラン看護師チームで構成されている信頼できるクリニックだけを選ぶようにしてください^^
そうすれば、
- 不自然な生え際
- 後頭部に残る不可解な傷
- 発毛密度の少なさ
- 腫れや痛みなどのダメージ
などの失敗を経験するリスクをかなりの程度おさえらえるようになるでしょう。
そして、もう一つ、これと同じくらい植毛の失敗率を左右する大切な要素があります。
植毛の失敗要因Ⅱ:間違ったカウンセリング
「インフォームド・コンセント」という言葉をお聞きになったことがありますか?
インフォームド・コンセントという語はwikipediaでは、
患者が医師等から診療内容などについて十分な説明を受けてはっきりと理解した上で、患者自身が同意し、最終的な治療方法を選択すること。
と説明されています。
つまり、大切な医療行為を行う前には、医師と患者の間で「説明と同意」が滞りなく行なわれる必要があるということですね。
ですが、仮にここでもし、
えっ?そんなの当たり前の話じゃない?
今さら何言ってるの??
という反応を思わずしてしまった方は…、逆に失敗率が高くなる可能性がありますので十分に気を付けていただきたいと思います(´∀`;)
確かに、ほとんどの方は担当医の話をちゃんと聞いて納得したうえで植毛施術を受けられています。
…が、施術前に自分が「納得」した上で理解していた事柄と、実際に植毛を受けた後に見られる結果とのズレが現実に起きているんですね。
ですから、カウンセリングの際には自分が理想とする生え際デザインであったり、特に濃くしたい部位はどこなのか等、予め具体的に考えておき、それを実際に担当医となるドクターに明確な言葉として伝えられるように準備しておくことが非常に重要なんです。
そして、ドクターがその理想に対してどこまで達成が可能かについて発言する明確な返答をはっきりと聞き届ける必要があります。
その返答に対して自分が本当に理解でき、且つ納得できたのであれば、そこで初めて施術の契約を結ぶべきです。
例えば、これは実際にあった話なんですが、九州に住む30代の男性の方はわざわざ飛行機に乗って東京まで来られ、3件以上の植毛クリニックのカウンセリングを受けて熱心に先生方の話に耳を傾けた結果、一つのクリニックに的を絞り、「納得」した形で植毛を受けられました。
そして、3ヶ月後には無事に発毛を経験して、悩んでいた前髪の薄毛部分にフサフサと髪が生えてきたのでとても感激されていました。
でも、その直後から苦々しい気持ちも徐々に芽生え始めていったんです。
なぜかと言うと、確かにたくさんの髪は生えてきたんですが、自分が思っていたよりも右側のオデコの生え際ラインが高く設定されていることに気づきはじめ、それは髪が成長するたびに顕著になっていったからです。
なんで先生は右側だけ少し生え際ラインを高く設定したんだろう…
こういう何とも言えない後悔が鏡を見るたびに襲ってきたそうです。
じゃあ…
そもそもこの方の取り組み方でどこに問題があったのか、見抜けるでしょうか?
飛行機に乗ってこられるほど植毛クリニック選びに精を出していたにも関わらず、一番肝心のカウンセリングの時に自分の明確な希望をはっきりと表明しなかったので、こうした「ズレ」が生じてしまったわけですね。
もし生え際のデザインや濃くしたい位置をちゃんと伝えなければ、あとは担当医のセンスに委ねられるため、もし自分と担当医の間で考え方にズレがあると、当然後悔してしまう確率が高まっていきます。
密度の濃さに対する期待のズレなども同じです。
もし症例写真だけを見て暗黙の了解で納得して、あとはすべてクリニックに丸投げしてしまうと、いざ自分の頭に移殖毛が生えそろったときには、「あれ?これしか生えないの?イメージと違うんだけど…」となってしまう可能性が非常に高いわけです。
自毛植毛の密度問題は一度も植毛を経験されたことのない方であれば、当然気になるテーマだと思います。 薄毛を克服す …
こうした自分の頭の中で起こる「ズレ」はすべてカウンセリングの取り組み方一つで解決できます。
自分に合うクリニックを選択することは大切ですが、それだけで安心せず、施術前の(一回目と施術日当日)のカウンセリングの時には自分のコミュニケーション能力を最大限に発揮できるように意識していきましょう^^
薄毛状況や本人の希望でカウンセリング内容は変わるものですが、共通の原則として最低でも以下の点を担当医と念入りに話し合うようにご提案します。
-
移植毛の見積もり数が適性か否か
他のクリニックで出してもらった見積もり数を提示・比較することで、担当ドクターに良心的な移植株数を見積もりしてもらうように促す効果があります。「言い値」で従うのはリスクが伴うため、他のクリニックと比較することが最善です。
-
生え際ラインの具体的な打ち合わせ
実際にオデコや頭部にデザインのラインを自分で書いて見せることができますし、ドクターに書いてもらうことも当然できます。或いはモデル画像を予め用意しておいて自分の希望や理想を明確に伝えられます。
-
移植毛の分配密度
移植毛は限られていますので、貴重な移殖毛をどの部分に一番使い濃くしていくかなど分配比率を明確にします。何も言わずドクターに丸投げをすると、結果的に自分の理想とは違くなり、ある部分は濃く、ある部分は密度が薄いと感じるケースが出て来るため、予め自分の濃くしたいところをハッキリと伝えておくことが肝心です。
-
達成密度の確認
自分が実現したい密度とはどれくらいかをドクターに告げ、クリニックが保障する密度との差をはっきりと理解することで、2度目の植毛をする必要があるのか、それとも1度だけでOKなのかを前もって知ることができます。もし「1回だけで済む」と勘違いをして結局は2回も3回も行わなければならなくなるような事態は避けるべきです。逆に初めから「2回植毛を行うことで理想を実現できる」とハッキリわかっていれば、1回目の出来栄えに満足しやすくなります。
-
後頭部の採取株跡の傷状況について
FUT法・FUE法いずれの方法で植毛を受けるにしても、移植毛を採取する後頭部の傷痕がどれほどの被害になる可能性があるかを確認します。方法別の形状だけでなく、特に自分の移植毛本数に対して当てはまる傷痕のシミュレーションや頭皮の質から考えられる現実的な傷痕の被害を予め理解するように努めます。「FUEでは点傷なので目立ちませんよ」と言われたのに、大量の移植株を採取することで点傷が膨れ上がり、結果、スカスカになってしまった方も実際にいるので気をつけてください。
-
術中と術後の痛みについて
施術中はどれくらいの痛みを経験するのか、耐えられないような痛みが走ったときにはどうするのか、術後に自宅へ戻ってから痛みが出て来る場合にはどうするべきか等、前もって確認しておくなら、実際に痛みを感じた時に動揺せずに済みます。クリニックによっては麻酔をかける時に痛みを感じる所と全く痛みを感じない所がありますので、麻酔技術一つだけを取ってみても各クリニックを回って精査をかける価値が十分にあります。繰り返しますが、麻酔技術だけでも各クリニックで相当の違いがありますので調査が必要です。
-
腫れの出具合について
頭部に使った麻酔液が顔面に降りてくることで腫れが出る可能性があります。このことを想定してどのように対処するべきか、どれくらいで腫れが引くのか、早めに改善させるためにはどうするべきなのか等、知っておくようにします。あるクリニックはこうした点を積極的に伝えないところもありますので、自分からアクションを起こす必要があるケースも存在します。腫れは現れても2,3日で自然と収まりますから問題はそれほどないんですが、前もって知らなければ「失敗した…」と感じる一つの要因になるかもしれません。
こうした問題について現実的な見方ができているか、自分とクリニックの意見が合意しているかを確実に見届けるようにしてくださいね^^
インフォームド・コンセントが徹底されたカウンセリングを受けることで植毛の失敗率、つまり、「失敗した…」という苦々しい思いを抱いてしまう確率を最小限にとどめることができるようになります。
無料とはいえ、決してカウンセリングを侮らないようにしてくださいね。むしろ、カウンセリングの良し悪しで自分の将来が決まると考え、最後まで真剣に取り組めた人が「成功者」となります^^
早く植毛して薄毛とオサラバするぞ( ゚д゚ )彡 こんな風に勢いをそのままに手術を決めてしまうと、思いがけない …
植毛の失敗率を測る問診表
クリニックの選択を間違えず、フォーマルなカウンセリングを受けたのであれば、植毛で失敗するリスクはほとんどないですが、現時点であなたの植毛失敗率がどれほどなのかを診断できるアンケート表を作成してみました。
やり方は簡単で、これまで勉強してきた知識に基づいてYESかNOかで答えてみてください。
失敗率算出表 | YES | NO |
---|---|---|
植毛クリニックの選び方を 本当に理解していますか? |
YES | NO |
あなたの担当医候補は本当に実績があり、 信頼できる人ですか? |
YES | NO |
あなたを担当する看護師チームのレベルは 理解できましたか? |
YES | NO |
カウンセリングの取り組み方を 正しく理解しましたか? |
YES | NO |
カウンセリングで自分の希望を 明確に伝えましたか? |
YES | NO |
発毛率や達成密度について クリニックとの間で共通認識がありますか? |
YES | NO |
当該クリニックでの痛みの有無を ちゃんと理解しましたか? |
YES | NO |
顔が一時的に腫れる可能性や原因、 避け方を本当に理解しましたか? |
YES | NO |
後頭部にできる採取株跡の傷については 現実的な見方ができていますか? |
YES | NO |
理想を実現するためには 施術が何回必要かを理解しましたか? |
YES | NO |
あなたの答えはいかがでしたか?
NOが多ければ多いほど失敗率は高く、YESが多ければ多いほど成功率は高いと判断できます。
すべての質問にYESと答えられたなら、あなたは失敗率を十分に低められている状態なので、安心して植毛を受けられる段階だと言えます^^
もし、漠然としていてまだ具体化できていないな…、と感じるなら、まずはクリニックHPでドクターの調査をして、それからカウンセリングを経験してみましょう。
自毛植毛は自分の一生を決める大切なイベントですから、妥協せずに楽しみながら一生懸命取り組むのが最善です^^
植毛に興味があるのに、もしまだカウンセリングデビューをしていないのであれば、この機会にまずは一つのクリニックへ相談に行ってみることをお勧めします◎
そうすれば、実際に植毛をしている人の頭を観察させてもらい、植毛で可能な技術がどこまでなのかもよくわかりますし、自分の理想をどこまで実現できるかが大体わかってきます。
そして、一度カウンセリングを経験すれば、二回目はもっと落ち着いて物事を考えられるようになり、更に植毛についての深い理解を持つことができるようになっていけるでしょう◎
植毛の「失敗」まとめ
いかがでしたか?
今回は植毛で失敗しないために欠かせない2つの大切なポイントを取り上げました。
簡単にまとめると、
- 実績があって信頼できるクリニック(植毛医と看護師)を選ぶ
- インフォームドコンセントを徹底した正しいカウンセリングをする
この2点でしたね。
この原則をしっかりと押さえて真剣にプランを立てていけば、満足のいく植毛を実現できますので、理想へ向かってあきらめずにがんばってくださいね^^
植毛での失敗にまつわるQ&A
こちらでは、上の本文で書ききれなかった事で問い合わせの多い質問についてお答えしていきます。随時増やしていきますので、お聞きになりたいことがあれば遠慮なく「お問い合わせ」ページからご連絡ください^^
- 見た目の失敗を避けるために、クリニックや担当医と看護師をよく選ぶこと、そして、カウンセリングをしっかり行うべきことはわかりましたが、この他にも重要なことはありますか?
- 基本的には、以上の点を徹底すれば問題ないです。あとは移植株の生着率を高めるために、術後の1週間は頭部を守る意味で安静に過ごすことなどの最低限行うべきことをしっかり守る意識があるなら何も怖がる必要はありません。現実には失敗を怖がるどころか、むしろ、施術をしたその日から将来に希望を向けられますので、かなり精神的にゆとりが出るようになるケースがほとんどです。僕自身、植毛施術をした日からスイッチが入ったかのように気持ちが高揚し始めたのを覚えています^^一人でも多くの方に同じ経験をしていただきたい気持ちでいっぱいです◎
- 自分は特に「痛み」が気になってしまうタイプなんですが、どこのクリニックだと痛くないのか教えていただけますか?
- ヨコ美クリニックの施術はほぼ痛みを感じません。ヨコ美では最初に静脈注射を打つ時にチクッとする感覚があるだけで、施術中の痛みは基本的に感じません。自宅に戻った後もいただいた痛み止めの薬を服用することで、痛みを回避できます。(※ 植毛の痛み問題については「自毛植毛は超痛い!?」記事を参考にしてください。)
- 植毛で失敗した人達の共通点は何ですか?
- 主な原因はこれまで挙げてきた通り、技術力のあるクリニック選びができなかったこと、十分なカウンセリングをせずに施術したこと、この2点に集約されます。この原則を更に現実的に落とし込んでいくと、例えば、カウンセリングは専門アドバイザーだけでなく、医師免許のある担当ドクターがしっかり説明・相談に乗ってくれたのか、メリットだけでなくデメリットや考えられる副作用についてのすべてを教わることができたのか…など、しっかりと吟味する分野があることに気付かされると思います。当たり前のことなんですが、こうしたことを徹底するなら、植毛が失敗するリスクをほとんど減らせます。もし「植毛で失敗した…」と嘆いている人がいたとしたら、それはクリニック側だけでなく患者側にも落ち度がある場合があります。植毛希望者とクリニック双方の取り組む姿勢が一体となってうまく噛み合うかどうかが重要な「カギ」です。
- 失敗しやすいクリニックの特長を詳しく教えていただけますか?
- 植毛専門ではないクリニックには注意してください。というのは、一部の整形クリニックなどでも植毛を受けられるメニューがあります。そういったところでは植毛施術経験も技術も未熟であるケースがあるため、仕上がりがよくありません。例えば、美味しいお寿司が食べたければ、何でも揃っているレストランよりも、お寿司だけを扱っている専門店に行ったほうが断然美味しいというのは常識ですが、これはどうしてでしょうか?答えは、板前さんが四六時中お寿司のことだけに没頭しているからであり、ネタの選び方から使う道具までがプロフェッショナルそのものだからです。同じように、是が非でも完成度の高い植毛を行いたいなら、植毛専門のクリニックを利用することは重要です。費用設定も専門クリニックのほうが総じてお得になりますしね。また、全国展開するチェーンクリニックよりも、小規模のクリニックに在籍する植毛医のほうが技術力は安定している傾向が見られます。「クリニック=固定の担当医」となるため、誰が利用しても同水準のサービスを受けられるからです。規模が大きい病院では担当医の違いで仕上がりも大きく変わってくるため、ピンポイントで腕のあるドクターを選択できる裁量がなければお勧めはできません。
- 植毛で最近多い失敗談とはどういうものですか?
- 植毛を経験して不満を感じた方で多い原因が、密度の低さと不自然さです。これはすでに取り上げたように、受ける側の過度の期待であったり、クリニック側の主張と本人の認識にズレがある場合によく感じる被害です。そのため、前もって信頼できるクリニックを選択することとフォーマルなカウンセリングが絶対必要となるのは先に扱ってきたとおりです。また、最近ではFUEによる移植毛大量採取の結果、後頭部の傷痕が予想外にひどくなってしまったというケースが増えてきています。実際にやってみなければわかりづらく、事前に正確なイメージをするのは簡単ではないということもあって、術後に後悔し始めるケースがあります。
FUEで採取すると通常でもこのような傷が残る
こうした被害を避けるためにできることは、(何度でも繰り返しますが(´∀`;))カウンセリングを賢く利用することです。例えば、FUEの基本的な説明だけを聞いて満足するのではなく、自分の移植毛予定数と同じ量の施術画像を確認させてもらうようにもお願いできます。その方の後頭部がどのような状態になっているのかを確認して、自分もそれを受け入れられるかどうかを自問することができるでしょう。たとえ受け入れられると仮定しても、それと同時に、これはあくまでも画像の人のケースであることを認識しておく必要があります。現実には人によって後頭部のヘア密度や体質であったり、くり抜くときに使うドリルの径の差、くり抜く密度の違いなどによって残る傷の状態は変わってくるからです。こうしたことを考えた結果、FUEでの大量移植にはリスクが伴いがちだと感じ、FUTでメガセッション(大量移植)を受けることにした人もいます。FUTなら最終的には糸で傷を塞ぐために、2000株以上の面積を採取しても最終的には1本の線で済むからです。
FUTは大量の移植ドナーを調達しても傷はほぼ同じ
すべての植毛検討者は後悔しないためにこうしたことを真剣に検討する必要があります。少量の移植で済むならFUEですれば傷は目立ちにくく、一方で、大量になると白壁のようにたくさんの無毛地帯が広がり却って被害が増えます。FUTは線傷が残りますので少しインパクトがあるかもしれませんが、刈り上げないかぎり周りの髪で隠れて全くわかりませんし、大量植毛をしても1本の線傷で済んでしまうというメリットがあります。ケース・バイ・ケースで自分の状況に合う仕方で植毛を利用するなら、薄毛を克服する純粋の喜びを味わいやすくなります。ちなみに、FUEによる後頭部の傷痕を隠す方法としては、医療用タトゥー(入れ墨)を施す方法が近年開発されています。通称SMP(スカルプ・マイクロ・ピグメンテーション)と呼ばれる技術で、身体には危害を与えないとされる液体を頭皮に一度注入することで数年は無毛地帯が目立たなくなります。いずれにしても、賢い方法はFUEとFUTの専門クリニックに相談してすべての事情を事前に把握することです。そうすれば、施術後に想定外のことが起きないよう予めコントロールできます。
- ショックロスという大量脱毛が怖いんですが…
- ショックロスとは植毛の影響で起きる既存毛の抜け毛を指していますが、これはケース・バイ・ケースで起きるため何ともいえないのが現状です。ショックロスを回避するためには、既存毛を傷つけずに丁寧な仕事をしてくれるドクターを選ぶ必要がありますし、術後に自分でも注意を怠らないようにする必要があります。前頭部にも髪の毛がある程度残っていてAGA治療薬をそれまで服用してきたのであれば、AGAになっている既存毛を守るために植毛後も薬は飲み続けたほうが賢明でしょう。とはいえ、どんなに手を尽くしたとしても脱毛が起きやすい人には起きてしまうのがショックロスです。それは本人の体質かもしれませんし、どうしても避けられない何らかの原因がその人自身にあるのかもしれません。2020年になった今でもショックロスの原因は謎のままです。ちなみに、カール自身は複数回の施術を経験していますが、一度もショックロスは起きたことがありません^^
ショックロスとは一言でまとめると、「植毛が原因で起こる既存毛の脱毛」現象を指しています。 植毛について調べてい …
- 韓国とかトルコの植毛が安いと聞いたんですが、失敗率は高いですか?
- これも始めに考えてきた二つの原則を当てはめれば答えが出ます。つまり、国内であろうと外国であろうと担当医の技術力や実績を精査する必要がありますし、そのドクターが自分のプランを受け入れる力があり、ちゃんと実行してくれるのかを見極める必要があります。その点で内容の濃いカウンセリングは大切なポイントになるわけですが、残念ながら、海外のあるクリニックではドクターではなく仲介業者の案内人であったり、クリニック内の担当医ではない別の人がカウンセリングの相手をする場合があることが報告されています。こういうシステムを取っているところでは当然リスクが高くなるため注意が必要です。ある人達はHPにある魅力的に見えるよう加工された画像を見て好感を持ち、価格もリーズナブルで魅力的なことから、そうした海外の医療ツーリズムに関心を持ち始めるようです。確かに海外でも植毛が成功した例は幾つもありますが、もし万が一失敗したときには、その後の交渉のやりとりが国内クリニックと比べて難しく、また面倒くさいが故に、不安が高まりやすいようです。裁判で海外のクリニックを訴える等もハードルが一段と高い作業になります。いずれにしても、植毛の失敗を防ぐにはコミュニケーションがとても大事で、信頼できる主治医を見つけることにかかっていることを忘れないでくださいね。
出典:エステセンタージャパン インターネットが普及した現在では、日本を飛び出してトルコや韓国などの海外で植毛を …
- 植毛が定着して発毛する確率(生着率)が下がる失敗を回避するにはどうしたらいいですか?
- これはクリニック側と植毛を受ける本人双方の取り組みで変わってきます。クリニック側では施術の全行程で完璧な作業が求められるわけですが、仕事ぶりが良くないなら植毛の成績に直接影響してきます。例えば、採取する段階で移植毛を損傷してしまったり、乾燥や温度管理の不手際、植えつけの密度やスリット(毛穴)を開ける方向や深さなどによっても植毛の生着率は悪くなる可能性があります。ですから、プロフェッショナルな作業が行える担当医と看護師チームを探し出す必要があります。技術力のあるクリニックで植毛を受ける他にも、術後のヘアケアをしっかり自分で行うことで植毛の発毛率を最高度に高めることができます。施術前後にはタバコを控えて血流を良い状態に保つよう気を遣ったり、塩素の強いプールや日差しの強い海を避けることも大切です。シャンプーの仕方なども術後3日間は特別な注意が必要です。こうした事すべての過程を完璧にこなせばこなすほど移植した髪はしっかりと定着して発毛率も最大限に高めることができます。
発毛率を左右する要素 例 本人の体質敏感症 局部的な原因移植髪採取場所、植毛部位 株を調達する過程株に与えるダメージ、サイズや状態 植えつけまでの過程移殖株の乾燥、温度、保存液の種類、植えつけまでの時間 植えつけ密度の高低さ、スリットの深さ・角度 ヘアケア管理術後3日間のシャンプー方法、術後1週間の過ごし方等
最後までご覧いただきありがとうございました^^
この他にも植毛のことで何か知りたいことがありましたら、いつでも「お問い合わせ」からご連絡くださいね^^
追記:カールさんはどこの病院を利用されたんですか?という問い合わせが多くなってきたので、カール本人の症例もご紹介しておきますね。
↑M字ハゲ時代↑
治療内容 | FUT法で生え際付近に2250株の自毛植毛を実施。 |
費用 | 3回合計150万円(税抜) |
主な副作用・リスク等 | 一時的な痛み、赤み、熱感、抜け毛、くせ毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、膨隆、腫脹、瘢痕等が生じる可能性。 |
注意点 | 植毛の結果は人それぞれで異なります。あなた自身の施術が他の症例と同じになることはありませんのでご注意ください。 |
↓自毛植毛した現在↓
施術から18年経過
現在もフサフサのまま^^
僕はヨコ美クリニックで植毛施術を受け、前髪を理想の状態にしてから、AGAの部位は育毛剤や発毛薬で守ってきました◎
なので、あなたも自分にふさわしい方法を見つけて取り組むなら、今の悩みを確実に解決していけるはずですよ。
カールはあなたの治療計画を本気で応援しています^^
こちらのページではヨコ美クリニックの気になる植毛施術の特徴・症例・費用等をどこよりもわかりやすく掲載いたします …
【植毛クリニック一覧表】
※ 費用欄は1000株移植したときの料金です。
※ 最終確認はご自身でお願い致します。
※ 無料カウンセリングは一覧表の「公式HP」から簡単に申し込みができます。
※ サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。